伊勢丹・三越では、香典返しに適した弔事専用カタログギフトや食品、日用品などを取り扱っています。

なかでも注目したいのが、弔事専用カタログギフト「ギフト オブ メモリアル『栞(しおり)』」です。挨拶状付きタイプを選ぶと、オンラインストア限定で定型の挨拶状を無料で添えられます。

ただし、無料挨拶状は伊勢丹・三越のすべての香典返し商品に付けられるわけではありません。商品によって利用できるサービスが異なるため、注文前の確認が必要です。

本記事では、伊勢丹・三越の香典返しで選べる商品や無料挨拶状の条件、利用するメリットや注意点を解説します。あわせて、香典返しを取り扱う東武百貨店との違いも比較します。

伊勢丹・三越の香典返しは「栞」の無料挨拶状が便利

無料挨拶状は全商品共通ではなく、対象の「栞」挨拶状付きタイプで利用できます。

伊勢丹・三越の香典返しで挨拶状までまとめて手配したい場合は、弔事専用カタログギフト「ギフト オブ メモリアル『栞』」の挨拶状付きタイプが候補になります。

三越の公式オンラインストアでは、「栞」に挨拶状付きと挨拶状なしの2種類が用意されています。挨拶状付きタイプでは、定型の挨拶状を無料で付けてもらえます。なお、無料挨拶状はオンラインストア限定のサービスです。

無料サービスの内容と利用条件

無料挨拶状を希望する場合は、商品名に「ご挨拶状付」と記載された「ギフト オブ メモリアル『栞』」を選びます。

2026年8月確認時点では、挨拶状付きの「栞」は全12コースが用意されており、税込3,740円の「ゆりコース」から税込55,990円の「さくらコース」まで選択できます。

一方、挨拶状を自分で用意する場合などには、挨拶状なしの「栞」も選べます。こちらも全12コースで、価格帯は税込3,740円~55,990円です。

つまり、「伊勢丹・三越で香典返しを注文すれば、どの商品にも無料挨拶状が付けられる」という仕組みではありません。

無料挨拶状を利用したい方は、注文時に「ご挨拶状付」と表示された対象商品であることを必ず確認しましょう。

無料で付けられるのは定型の挨拶状

「栞」の挨拶状付きタイプで用意されているのは、定型の挨拶状です。

香典返しでは、単に品物を贈るだけでなく、香典へのお礼や忌明けの報告を伝えるために挨拶状を添えることがあります。

対象商品を利用すれば、挨拶状を別途印刷して商品と組み合わせる手間を減らせるため、葬儀後の手続きをできるだけ簡潔に済ませたい方にも利用しやすいでしょう。

特に複数の相手へ香典返しを配送する場合は、返礼品と挨拶状をまとめて手配できる点がメリットになります。

伊勢丹・三越の香典返しで選べる商品

弔事専用カタログ「栞」を中心に、食品や日用品など相手に合わせた品物を選べます。

伊勢丹・三越の香典返しで選べる商品

伊勢丹・三越では、弔事専用のカタログギフトをはじめ、香典返しに利用しやすいさまざまな商品を選べます。

相手の好みが分からない場合はカタログギフト、品物を直接贈りたい場合は食品や日用品というように、相手や香典額に合わせて選ぶ方法があります。

弔事専用カタログギフト「栞」

伊勢丹・三越の香典返しで代表的なのが、弔事専用カタログギフト「ギフト オブ メモリアル『栞』」です。

「栞」は落ち着いた和風の表紙を採用した弔事専用カタログで、雑貨からグルメまで幅広い商品が掲載されています。

2026年8月確認時点では、次の12コースがあります。

コース 税込価格
ゆり 3,740円
あやめ 4,290円
あじさい 5,390円
りんどう 6,490円
なでしこ 9,790円
ききょう 11,990円
しゃくやく 14,190円
ひまわり 17,490円
もくれん 22,990円
らん 28,490円
さざんか 33,990円
さくら 55,990円

価格帯が細かく分かれているため、いただいた香典額や相手との関係に合わせて選びやすいのが特徴です。

また、受け取った方自身が掲載商品の中から希望する品物を選べるため、相手の好みや家族構成が分からない場合にも利用しやすいでしょう。

食品や日用品などから選ぶ方法もある

香典返しでは、カタログギフト以外の品物を選ぶ方法もあります。

お茶やコーヒー、海苔、お菓子などの食品や、タオルなどの日用品は、香典返しで選ばれる代表的な品物です。

相手の好みが分かっている場合や、カタログから商品を選んでもらう手間をかけたくない場合には、品物そのものを贈る方法も検討できます。

また、複数の方から香典をいただいた場合でも、全員に同じ商品を贈る必要はありません。

香典額に合わせて価格帯を分けたり、親族にはカタログギフト、友人や勤務先関係者には食品や日用品を選んだりする方法もあります。

「栞」は挨拶状付きと挨拶状なしから選べる

「栞」は、カタログそのものにメッセージを書き込むサービスではありません。

現在の公式オンラインストアでは、定型挨拶状付きの「栞」と、挨拶状なしの「栞」がそれぞれ商品として用意されています。

そのため、挨拶状まで一緒に送りたい場合は「ご挨拶状付」、自分で挨拶状を用意する場合は挨拶状なしを選ぶと分かりやすいでしょう。

元記事で紹介していた「栞にメッセージを添える独自サービス」については、現在の公式情報では確認できないため、挨拶状付きカタログギフトとして理解しておくのが適切です。

伊勢丹・三越と東武百貨店の香典返しを比較

東武百貨店も香典返し向け商品が充実していますが、オンラインの挨拶状対応に違いがあります。

百貨店で香典返しを選ぶ場合、伊勢丹・三越以外では東武百貨店も候補になります。

東武百貨店オンラインショッピングには「香典返し」の専用ページがあり、食品、タオル・寝具・洗剤、カタログギフトなどが用意されています。

伊勢丹・三越と共通する部分もありますが、特に注意したいのが挨拶状への対応です。

伊勢丹・三越と東武百貨店の違い

比較項目 伊勢丹・三越 東武百貨店
香典返し向け商品 あり あり
弔事用カタログギフト あり あり
食品・日用品 あり あり
オンラインでの挨拶状 対象の「栞」で定型挨拶状を無料で付けられる 挨拶状・メッセージカードの同送不可
おすすめする人 挨拶状までまとめて手配したい人 挨拶状を別途用意でき、商品選びを重視したい人

2026年8月時点の各公式オンラインストアの情報をもとに比較しています。サービス内容は変更される可能性があるため、注文時には最新情報を確認してください。

東武百貨店も弔事用カタログギフトを選べる

東武百貨店では、香典返しや法要・法事の引き出物に利用できる弔事用カタログギフトを複数取り扱っています。

公式オンラインショッピングでは、「和・弔事用カタログギフト」や「百花一選・弔事用」などが確認でき、有名ブランドのアイテム、グルメ、スイーツなどを掲載したカタログから選べます。

食品やタオル、寝具、洗剤なども香典返しカテゴリーから選べるため、カタログギフト以外の品物を探している方にも候補になります。

大きな違いはオンラインでの挨拶状対応

伊勢丹・三越と東武百貨店を比較すると、特に大きな違いが挨拶状です。

伊勢丹・三越では、挨拶状付きの「栞」を選べば、オンラインストア限定で定型挨拶状を無料で付けられます。

一方、東武百貨店オンラインショッピングでは、「ご挨拶状、メッセージカードの同送はご容赦いただいております」と公式に案内されています。

そのため、オンラインだけで商品と挨拶状をまとめて手配したい場合は伊勢丹・三越が利用しやすいでしょう。

挨拶状を自分で用意する場合や、挨拶状の同送を必要とせず、百貨店の商品や弔事用カタログギフトから選びたい場合には東武百貨店も比較候補になります。

東武百貨店では、弔事用カタログギフトのほか、食品やタオル・日用品など香典返し向けの商品を幅広く取り扱っています。

東武百貨店のカタログギフトや挨拶状、掛紙(のし)、TOBU POINTなどについては、以下の記事で詳しく解説しています。

東武百貨店の香典返し|カタログギフト・挨拶状・のしを解説

伊勢丹・三越の香典返しを利用するメリット

百貨店としての安心感に加え、対象カタログでは挨拶状までまとめて手配できる点が魅力です。

伊勢丹・三越の香典返しには、弔事専用商品を選びやすいことや、価格帯が細かく設定されていることなどのメリットがあります。

特に相手の好みが分からない場合は、弔事専用カタログギフトを利用することで商品選びの負担を減らせます。

百貨店の商品から香典返しを選べる

香典返しは、親族だけでなく故人の友人や勤務先関係者などへ贈ることもあります。

特に目上の方や仕事関係者へ贈る場合、「どのような品物を選べば失礼にならないか」と迷う方もいるでしょう。

伊勢丹・三越では弔事向けの商品や専用カタログが用意されているため、通常のギフト商品から弔事に適した品を一から探す負担を減らせます。

「栞」は価格帯が細かく分かれている

香典返しの費用は、一般的にいただいた香典額の半額から3分の1程度が目安とされています。

三越伊勢丹の公式サイトでも、香典返しの予算は「半額~3分の1程度」を基本として案内しています。ただし、高額な香典をいただいた場合などは必ずしも半返しにこだわる必要はなく、地域や親族間の慣習によっても異なります。

「栞」は税込3,740円から55,990円まで12コースが設定されているため、いただいた香典額に応じて返礼品の金額を調整しやすい点がメリットです。

対象商品なら挨拶状までまとめて手配できる

挨拶状付きの「栞」を選べば、香典返しの商品とは別に定型挨拶状を手配する必要がありません。

特に複数の送り先へ香典返しを送る場合は、品物と挨拶状を別々に準備するよりも手続きが分かりやすくなります。

ただし、無料挨拶状はすべての商品で利用できるわけではありません。

挨拶状を利用したい場合は、必ず「ご挨拶状付」と表示された「栞」を選びましょう。

弔事専用のカタログを選べる

「栞」は弔事専用のカタログギフトとして用意されており、落ち着いた和風の表紙が採用されています。

一般的なカタログギフトにもさまざまな商品がありますが、結婚祝いや出産祝いなど慶事向けの商品では表紙やデザインが華やかな場合があります。

香典返しとして贈るのであれば、最初から弔事用途として用意されたカタログを選ぶ方が迷いにくいでしょう。

香典返しを依頼する際の注意点

対象商品や掛紙、配送時期を注文前に確認し、法要から逆算して余裕を持って手配しましょう。

伊勢丹・三越のオンラインストアを利用すると自宅から香典返しを選べますが、注文前に確認しておきたいポイントがあります。

特に挨拶状の有無、掛紙の表書き、配送先などは、注文を確定する前にチェックしておきましょう。

「挨拶状付き」と「挨拶状なし」を間違えない

「栞」には挨拶状付きと挨拶状なしの商品があります。

価格帯やコース名が同じでも別商品として用意されているため、無料挨拶状を利用したい場合は商品名の「ご挨拶状付」という表示を確認してください。

商品だけ先に注文してから「後で挨拶状を付ければよい」と考えるのではなく、注文時点で必要なサービスに対応している商品を選ぶことが大切です。

費用は香典額だけでなく相手との関係も考える

香典返しは、いただいた香典の半額から3分の1程度が一般的な目安です。

ただし、必ず一律に半額を返さなければならないわけではありません。

高額な香典をいただいた場合や地域独自の慣習がある場合などは、一般的な目安と異なることもあります。

迷った場合は、家族や親族の年長者など地域の慣習を知っている人にも確認すると安心です。

掛紙の表書きを確認する

香典返しでは、一般的に黒白の結び切りの掛紙を使い、表書きには「志」を用います。

関西地方などでは黄白の結び切りを使用し、「満中陰志」「忌明志」などとする場合もあります。

地域や宗派によって慣習が異なることがあるため、注文時には表書きや名入れを確認しておきましょう。

四十九日から逆算して早めに準備する

仏式では、四十九日の忌明け後に香典返しを贈るのが基本とされています。三越伊勢丹公式サイトでも、四十九日の法要後に配送する方法が案内されています。

ただし、商品によって注文から発送・到着までに必要な日数は異なります。

四十九日直前になってから商品を選び始めるのではなく、法要の日程が決まった段階で候補を絞り、希望時期に配送できるか商品ページで確認しておきましょう。

注文確定前に確認したいポイント

香典返しを注文するときは、次の項目を最終確認しておくと安心です。

  • 配送先の氏名や住所に間違いがないか
  • 香典額に対して返礼品の金額が高すぎたり低すぎたりしないか
  • 挨拶状が必要な場合は対象商品を選んでいるか
  • 掛紙の表書きや名入れが正しく指定されているか
  • 希望する時期までに配送できるか

特に複数の相手へ香典返しを送る場合は、「誰に・どの商品を・どの住所へ送るか」を一覧にしてから注文すると入力間違いを防ぎやすくなります。

まとめ

挨拶状までまとめるなら伊勢丹・三越、商品重視なら東武百貨店も比較候補になります。

伊勢丹・三越では、香典返しに利用できる商品に加え、弔事専用カタログギフト「ギフト オブ メモリアル『栞』」を取り扱っています。

「栞」は全12コースあり、2026年8月確認時点では税込3,740円から55,990円まで用意されています。挨拶状付きタイプを選べば、オンラインストア限定で定型挨拶状を無料で添えることができます。

ただし、無料挨拶状は伊勢丹・三越のすべての香典返し商品が対象ではありません。利用したい場合は、「ご挨拶状付」と表示された「栞」を選ぶ必要があります。

一方、東武百貨店オンラインショッピングでも、食品やタオル、寝具、洗剤、弔事用カタログギフトなど、香典返し向けの商品を選べます。

ただし、東武百貨店オンラインショッピングでは、挨拶状やメッセージカードの同送には対応していません。

そのため、挨拶状までオンラインでまとめて手配したい方には伊勢丹・三越、挨拶状を別途準備でき、百貨店の商品やカタログギフトを幅広く比較したい方には東武百貨店も候補になります。

香典返しは商品価格だけでなく、挨拶状、掛紙、配送時期まで確認し、四十九日などの予定から逆算して余裕を持って準備しましょう。